ここに注意!屋上緑化で気をつけるべき3つのポイント

屋上緑化では土の重さに注意!

屋上緑化で問題になりやすいのは、土の重さです。樹木が生長するためには、通常、低木で30センチメートル、中木で50センチメートル、高木で60センチメートル以上の深さの土が必要になります。深さ60センチメートルの土は、1平方メートルあたりで800キログラムを超える重さになります。屋上にこれだけの重さの土を載せても、建物が耐えられるかどうかを、事前に確認しておくことが大切です。もしも重さに耐えられないようなら、普通の土の半分以下の重さの人工土もあるので、検討してみるといいでしょう。

環境に適した植物を選びましょう!

屋上は一般に、とても日当りがよくなっている上に、風を受けやすいので、乾燥しやすい場所であることが多くなります。屋上緑化をするには、こうした条件に適した植物を選ぶことが大切になります。通常は、水分をあまり必要とせずに、乾燥にも強い、月桂樹などのような常緑広葉樹が適していると言えるでしょう。逆に、楓のような落葉樹は、葉が薄く、乾燥にも弱いため、あまり適していません。せっかく植えるのですから、元気に生長する植物を選ぶように気をつけましょう。

果樹などの場合はネットで防護!

屋上緑化に適した植物のひとつに、暖かい土地の果樹や柑橘類などがあげられます。こうした植物は、日差しや乾燥にも強い上に、風が吹く屋上に植えることによって、かえって虫がつきにくくなるという利点もあります。ただ、果実が地上に落下する危険があったり、果実をねらって鳥が集まってきたりするという問題点もあります。そのため、屋上からはみ出さないように植栽するとともに、落下防止と鳥からの防御を兼ねて、ネットなどを張ることも考えてみた方がいいでしょう。

屋上緑化は地域の気温の上昇を防ぐ効果がありますが、大量の植物や土の重みによって建物に負担がかかる問題があります。緑化用の植物は無駄な枝を取り除き、土の水はけも良好に保つことが加重を減らす工夫です。