これって正しいの?機械式時計の手入れに関するウワサ

使わない時は触らずに保管しておけばいい?

機械式時計は手入れに手間がかかりますが、その独特の高級感から求める人が止むことはありません。その手入れについては、機械式時計が精巧であるということから諸説入り乱れているといった状態ですが、中には正しいと思っていたことが逆に誤りであったということもあります。よく見受けられる誤りが、高級であるということから大切に保管するという行為です。実際機械式時計は使わなければ内部のオイルが固まって逆に故障してしまうため、メンテナンスの観点からは毎日使用し続けた方が良いと言えます。

外して置いておく時は縦置き?横置き?

精巧な機械式時計はおかしい置き方をすると、内部の部品がずれて壊れてしまうのではないかと思ってしまいます。そこで縦置きにすれば良いのか横置きにすれば良いのか悩んでしまいますが、実際にはどちらでも大差が無く、適当ではない場所に置かない限りは問題ありません。しかし、動力に直結するリューズに負担をかける置き方だけは絶対にやってはいけません。また、最も目にする文字盤や風防を下にすると傷が付いて外見を損なう可能性があるので、その点にも注意しておきましょう。

日によって時間のずれが変わるのは故障の前兆

機械式時計には、必ず日々時間のずれが生じます。ゼンマイやメンテナンスの状況にもよりますが、おおよそ±30~90秒ほどずれると言われています。このずれの間隔がある程度一定であれば全く問題が無いのですが、日々のずれが完全にばらばらの場合は注意が必要です。これは内部のオイル切れや部品の磨耗により起きている可能性があるため、手入れを行う際の一つの目安として覚えておきましょう。ずれが規定の範囲よりも大きい場合も、故障を疑う必要があります。

グランドセイコーは機械式腕時計の代表的存在で、時計作りのマイスターたちによる完全ハンドメイドで製造されます。